理科とは、自然現象を再現するルールをつくる・たしかめる・活用する科目です。
・身近な事柄から、世の中をつくる不思議なルールを理解する
・万人がルールの正しさを理解できる実験・観察を行う
・つくったルールから、人間の生活をより良くする
・テキスト上のルールだけでは再現しきれないことを理解する
・生物の特徴や機能は、なぜそうなったかを理由付けする
社会科とは、人々が行動する原理と、行動の結果つくられた物事を学ぶ科目です。
・自然がつくった地形や気候に人間が適応してきた過程を理解する
・最小の努力で最大のもうけを生み出せる産業を考える
・人々がバラバラにならないために必要な共通ルールやつながりの形を考える
・これらの考え方から過去の社会背景を正確に描き、出来事の因果を考える
・正解のない社会問題について、社会科での考え方や倫理に反しない主張を整理する
生徒にとって魅力的なテーマや入試問題の中身を熟知した高木塾の講師による理科社会では、
受験に必要な思考力や先の見通しにくい未来を生き抜く力が身につく指導を心がけています。
・身のまわりから、理科や社会を学ぶきっかけを拾いつくす
×子どもに専門書や図鑑を与えて放置→物事の姿を正しく捉える力はつかない
×論理的思考なき単語の暗記→難関校の問題に太刀打ちできない
・早くから正しい考え方を楽しく身に着ける→最小限の努力で知識の定着を実現
小学校低学年を対象に、理科社会が得意で大好きになる指導を行います。
理科や社会の本質や面白さを熟知し、生徒に合わせて表現を変換できる講師だからこそ可能となります。
「~に興味や疑問を持ちなさい」ということばで幼い生徒を叱る親や教師をよく見かけますが、興味や疑問を持つとはどういうことなのかをきちんと説明できる人はその中でどれくらいいるでしょうか。理科社会を知らない子供にとって、生き物の図鑑や歴史の本を開いても何も思わないほうが普通です。そもそもの興味がないからです。
低学年の子たちが前向きに勉強していくことができるかは、本の内容や指導者の能力に左右されます。高木塾の理科社会では、完全オリジナルのテキストを用いて、身のまわりのたくさんのきっかけから理科社会をわかりやすく指導します。簡単な実験の披露や、実物を使った解説も行います。
理科社会を学び始めたばかりの生徒を対象に、理科社会の考え方とは何かを体感できる指導を行います。
なぜ理科や社会を正しく学んで学ぶのか。その答えを、生徒の共感を得られる指導を通して解説していきます。
「なぜ理科や社会を学ぶのか」「理科や社会を学ぶとはどういうことか」を理解できないままの学習がすすむと、知識を吸収する効果が薄く、時間を無駄にします。あらゆるテーマについて「○○だから□□になった」という捉え方をすべきであり、この訓練を積むことで難関校入試を突破できる力が身に付きます。
中級レベルでは、個々のテーマの抽象化や理由付けをする能力を養います。理科で喩えれば、人間や植物が体温を下げる仕組みと、冷蔵庫の中が涼しくなる仕組み、さらには入道雲が大きくなる仕組みはすべて同じ理屈です。社会で喩えれば、地域は離れていても「日本海側」「リアス海岸」「盆地」などの存在によって共通した産業や暮らしのスタイルが形成されます。
授業では、「疑問→資料や理論→理由付け」のプロセスで、生徒1人1人が理科社会の考え方で思考する訓練をします。知らない現象・地域についてただ知識を得るだけでなく、それらを論理立てて説明できる力を身に着けることがずっと大事ですし、より学習を楽しいものにします。
中学入試では、身近な現象や時事問題などをテーマとした出題が多く見られます。
日頃から理科社会の目線であらゆる学習事項に理由づけを行い、生徒の記憶に強く残るような指導を行います。
中学入試では、小学生に対してとても広範囲の知識を要求します。漢字の書き取りのような誤った努力では、理科社会の得点力が一向に身につきません。理科社会の学び始めから、理屈で考え体系的に捉える習慣が肝心です。勘のいい子にしかできないと思われがちですが、考える内容そのものは至ってシンプルであり、誰でも身に着けられます。
中級クラスまでに思考の訓練を積んだ生徒は、中学受験に向けて論理的思考力を生かしてどんどん受験知識を吸収していきます。高木塾の理科社会では、テキストの構成に一切縛られることなく、補助資料やオリジナル暗記プリントなどを駆使し、難関校の問題を難なく解けることを目指した授業を行います。原子・分子のレベルで考える化学など、重要なテーマについては映像授業も用意し、予復習や受験直前対策のために役立てております。
高校入試では、代表的な実験・観察・資料の分析といった手続きについての問題が多く見られますが、
求められる理科社会の考え方は非常に単純なものです。それらを行う意義を理解すれば、対策は非常に容易となります。
中学生向けの一般的な参考書のほとんどは、小学生向けの参考書よりも面白みに欠け、高校生向けの参考書よりも理論が希薄となっています。小学生までの勉強で理科社会の楽しさを理解できていない生徒にとっては、理科社会の面白さと、高校受験の簡単さを的確に伝える指導者が必要です。
高木塾の中学生クラスでは、たった1年間で中学3年分の理科社会の知識・理論を習得できます。高校入試問題をベースとしつつ、理科ではモル質量や古典力学のための数学、社会では世界史・世界地理の基礎を補強することで、単元の理解がぐっと強固なものとなります。
年度途中からの参加も可能です。個別指導や映像授業などによるフォローを行うことができます。
季節講習会では、ふだんの授業とは異なるテーマで、より理科社会が好きになるような授業を行います。
はじめて理科社会を学ぶレベルから東大受験を見据えたレベルまで。外部生の受講も可能です。
高木塾では、春期・夏期・冬期にそれぞれ季節講習会を実施しています。例年、理科社会のクラスは人気を博しており、幅広い学年の生徒たちが短期間で理科社会の楽しさを習得しています。講習会のたびにテーマは異なります。以下は、いずれも人気を博した講習会クラスの実施例です。
理科の夏期講習 実施例
・目指せ植物博士! 植物の戦略を学ぼう(対象目安:小2~小4)
・神谷式 理科実験・研究教室(対象目安:小2~小5)
・気象・天文パーフェクト講座(対象目安:小4~小6)
・東大入試から学ぶ化学の極意(対象目安:小4~中3)
社会の夏期講習 実施例
・はじめての社会 お金のはなし(対象目安:小2~小4)
・最新の現代社会 中学入試の第一歩(対象目安:小4~小6)
・1から学ぶ公民 法や政治に詳しくなろう(対象目安:小4~中3)
・東大入試から学ぶ歴史の極意(対象目安:小4~中3)
博物館や大学の学術展示は、学習への意欲を高める上でとても有効的な存在です。
高木塾では、ふだんは塾で指導を行う講師とともに学べる課外学習ツアーを企画しています。
高木塾では、学校や塾の授業がない日に合わせて、課外学習ツアーを敢行しています。学校や高木塾では得られない実体験に、学びを愛する講師による解説を加えることで、生徒の学習意欲を高める効果を最大限まで引き伸ばします。
課外学習ツアー これまでの実施回
・国立科学博物館ツアー・・・上野にある、日本を代表する歴史ある博物館です。すべてを巡ろうとすると1日はかかるほどの展示エリアの中から生徒が最も楽しめるコースを厳選し、3時間のツアーで講師が解説をしながら回ります。
・科学技術館ツアー・・・日本武道館の近くにある、産業技術などをテーマに企業が協力して展示を行う博物館です。案内する講師が、館内に用意された解説以上の話を繰り広げます。見て触れて楽しいさまざまな展示物について、その技術がどのように優れているか、身のまわりのどのような産業で生かされているかを知ると、世界の見え方ががらっと変わります。
・日本科学未来館ツアー・・・江東区の人工島にある博物館です。地球や宇宙についての目を見張るような展示があるほか、未来を創る技術を芸術と融合したようなユニークな展示も豊富です。2023年の特別展では、未来の月の開発について展示の見どころや開発の肝となる理論や課題を講師が解説しました。
・東京大学 五月祭ツアー・・・東京大学本郷キャンパスで毎年10万人以上を動員する学園祭にて、例年ツアーを敢行しています(写真は五月祭ツアーのもの)。普段は研究者どうしで議論される難解な最先端の学術テーマについて、こどもたちでも楽しめるように企画された貴重なイベントです。現役の東大生に対して気軽に質問をする機会でもあり、毎年多くの生徒が「東大に行きたくなった!」という感動とやる気を持ち帰ります。