“Sciworks サイワークス”。高木塾の考える教育理念の根本には、ScienceとWorksを掛け合わせたこの言葉があります。塾長である高木博明の造語ではありますが、幾多の苦難が待ち受けるであろう人生を自らの力で切り拓く、その力を身につけるためには日々の“科学的な論理行動”の習慣づけが何よりも大切であるという姿勢を表したものです。
子どもの潜在能力は、知識の詰め込みではなく、“科学的な論理行動”を積み重ねることで引き出され、真の人間力が培われていきます。自ら問題点に気づき、自分の頭で考え、想像し、体系化して理論を導きだせる人間ならば、どのような壁にぶつかろうとも、そこに原因を見つけ、解決する術を心得ているからです。
“Sciworks ―科学的な論理行動”で、子どもたちが自らの能力を開花させ、難関校を突破するのみならず、真の人間力に満ちた力強い人生を歩まれることを目指しています。
私が初めて塾に勤めて先生として高校1年生の生徒を担当する事となった高校3年生の時でした。以来、東京大学在学中から現在まで、筑駒や御三家をはじめとする難関校に、すべての子供を合格させる「高木マジック」とも称された算数及び数学教育手法で実績を挙げてきました。後に独立をして起業し、講師兼経営者として、学生時代は子供たちの能力開発に一心不乱に打ち込んでおりました。
人材の育成は、資源に乏しい日本において急務であることは確かです。ゆとり教育の弊害、あるいは理屈もわからずに詰め込み教育で難関中学に合格させたり、計算を正確に速くさせたり、大量の宿題を出すことを何々メソッドと呼んで分母の多さを隠して分子の合格者のみの数字を発表したりと言った大手塾フランチャイズの存在が、算数・数学学習のみならず国語や英語の学習の本質を見誤らせています。
私が過去に何人もの生徒を教えた経験から、たとえ算数や数学が嫌いな子で計算なんか速くなくても、問題をたくさん解いていなくても「論理的思考力が鍛えられれば、信じられないような学習成果が出て超難関校に合格できるんだよ!」と、子供達を安心させてあげたいと心から思います。
人生の後半に差し掛かり、これからは自己のキャリア形成ではなく、次の世代を担う子供たちの能力開発を人生の主題とする事としました。当塾では、先取り学習で上の学年の計算が速く正確にできる等といった低い志ではなく、論理的思考力の養成を中心に据えて、超難関中学および東京大学に合格し、今後の国家をリードする人材を多数育成していきます。
その為の、論理的思考力養成道場 高木塾 なのです。
なお、高木塾の経営母体であるコンサル会社、株式会社サイワークスの名前の由来は、サイエンス+ワークスであり、科学的な論理行動とでも訳しましょうか。私の造語であり、ポリシーでもあります。
1960年2月27日生 横浜市出身
東京大学卒、東京大学大学院修士課程卒、東京大学大学院博士課程卒(理学博士)、ジョージワシントン大学大学院修士課程卒
東京大学在学中に学習塾で講師を務め、多数の筑駒および御三家合格者を輩出する。
その後独立して、東大数理教室(高木塾の前身)を開校し、
生徒全てを東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学の難関校に合格させる。
東京大学卒業後、日本IBM大和研究所入社。シティバンク、JPモルガン・チェース銀行、日本NCR、ナスダッ クジャパン、
キーポート・ソリューションズ等で上流コンサルタント、及び経営者を歴任。
2003年4月 株式会社サイワークス代表取締役社長に就任。
他に、トヨタ自動車が設立した、株式会社IIC(インターネットITS)取締役を兼任している。